みなさんは「」という言葉をご存知ですか?酒の元と書く「もと」は、PCで扱える漢字コードに含まれていないため、まだインターネット上では表示できません。 この「もと」とは、お酒を造る際に必要な酵母を育てる工程のことです。現在、この「もと」を造る工程は、「生もと(きもと)」「速醸もと」「山卸廃止もと(山廃もと)」「高温糖化もと」「酵母仕込み」などがあります。

大七酒造さんでは、その中でも江戸時代から伝わる、伝統的な工程「(きもと)」造りでお酒を仕込んでいます。


【日本酒づくりの三つの大きな道】

日本酒にも「乳酸菌」がはたらいていたとは、皆さんには初耳でしょうか?実は現在のほとんどの日本酒では、もはや自然の「乳酸菌」を使わず、ただ工業的に製造した「乳酸」をあらかじめ添加して造っているのですから無理もありません。 そのような近代的製法の代表は【速醸そくじょうもと】といいます。    「乳酸菌」をもちいる本来の醸造法には【】、そしてその簡略型である【山発(山卸廃止やまおろしはいしもと)】があります。              どれにも「(モト)」という字がついていますが、「」というのは「酒母」を育てる工程のことです。 ここで大切に育てるか、ひ弱に育てるかでお酒の一生が変わってくるのは、母親が子供を育てる場合によく似ています。 それで「」のことを「酒母(シュボ)」ともいうのです。

「速醸の長所を活かしたお酒が淡麗辛口なら、のお酒はコクとキレが持ち味。 あったかい鍋料理やすき焼きをつまんでいるとき、さかずき一杯でスッキリさせてくれて、いつまでも飲み飽きがしない。腰の強さ、初めは口当たりがいいけれど、次第に口の中がもたもたして飲み飽きしてくるのは腰の弱い酒、純米に一割くらいのお湯を注いでアルコール度数を、13〜14度くらいに落ちても水っぽくなりません。腰の強い酒はこんなこともできます。

      

大七純米

1.8L ¥2,500

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